伏見環境保全センターにて、焼却やリサイクルの前工程となる選別や破砕を行っています。
比重差選別機、光学選別機などの高機能な選別システムを採用するほか、ユンボショベルに搭載するアタッチメントカッターを導入し、破砕機では処理しにくい形状の廃棄物の破砕にも対応しています。
振動・ふるい選別機は、網(スクリーン)を振動させることによって、原料の粒の大きさを選別したり、異物の除去を行います。 振動ふるい機の基本原理は、モーター及び振動体によって水平・垂直斜めの動きを発生させ、ふるい面(網)上の原料を効率よくふるい分けするものです。
中間処理場に持ち込まれた廃棄物は、最初に「粗選別」で大きな廃棄物や重い廃棄物などを大まかに分け、次に「手選別」で「禁忌品や金属や土石などの破砕困難物」を取り出します。
産廃カッター「建設系車両カッター」は、廃棄物の粗破砕用途として使用することで、大きな廃棄物を1m以下にして処理を行う事で作業効率が格段に上がり、作業時間減少による危険作業リスク低減に威力を発揮します。
当社の高精度選別設備は受け入れた産業廃棄物を粗破砕し、振動・ふるい、比重差、風力、磁選機、光学選別や手選別を活用して、廃棄物から可能な限り有用な資源を回収し、再資源化や環境負荷の低減に寄与しています。
軽量物(軽いゴミ)の損失を最小に抑え、微細材料を効率よく除去します。
手選別工程を簡素化し、作業効率を向上させます。
センサーにより材質の特徴を認識し、色を識別することによって混合廃棄物から幅広く資源を回収することが可能。
施設の種類 | 破砕施設 |
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品目 | 廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、がれき類ゴムくず、金属くず、ガラスくず |
設置年月日 | 2002年11月13日 |
設置場所 | 京都府京都市伏見区横大路千両松町126番地 |
処理能力 | 廃プラスチック類:29.7t/24h 木くず:104.4t/24h がれき類:268.2t/24h |
稼働時間 | 24時間 |
処理方式 | 二軸剪断式破砕機 |
施設の種類 | 選別施設 |
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品目 | 廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、がれき類、ゴムくず、金属くず、ガラスくず |
設置年月日 | 2013年11月25日 |
設置場所 | 京都府京都市伏見区横大路千両松町126番地 |
処理能力 | 120t/日 |
稼働時間 | 24時間 |
処理方式 | 高精度選別施設(振動・比重・風力選別機、磁選機、光学選別機、手選別コンベアライン) |